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国民の車を象徴するロゴマーク | フォルクスワーゲン

国民の車を象徴するロゴマーク | フォルクスワーゲン

(画像引用元:世界ランキング統計局

さまざまな企業・商品のロゴマークの由来やこだわりなどを紹介する「独断!粋なロゴマーク」。
今回は2015年3月現在、自動車の世界販売台数1位のトヨタに大きく迫ろうとしている自動車メーカー「VOLKSWAGEN(フォルクスワーゲン)」のロゴマークを取り上げます!

1.VOLKSWAGEN(フォルクスワーゲン)のロゴマークの歴史と由来

今や世界的に知られる自動車メーカーとなったVOLKSWAGEN(フォルクスワーゲン)。その起源にはあのアドルフ・ヒトラーが大きく関わっていることをご存知ですか?
フォルクスワーゲンはもともと、ドイツのモータリゼーションを推進するために、アドルフ・ヒトラーがベルリンモーターショウで提唱した「フォルクスワーゲン計画」に端を発しています。フォルクスワーゲンとはドイツ語で「国民の車」という意味を持っています。この計画はその名の通り、国民で貯蓄を積立て、その資金を元に自動車開発を行おうとするもので、参加・出資した国民には車が納品されるという内容でした。

その後、一旦は「KdF-Wagen」と名前を変えましたが、第二次世界大戦後は再びフォルクスワーゲン社に社名を変更。後にビートルと呼ばれるタイプ1やゴルフ、ポロなどを輩出することとなります。

そんなフォルクスワーゲンのロゴマークが初めて世に登場したのは1938年のこと。原型を考えたのは、フランツ・クサーヴァー・ライムシュピースという人物で、社内公募によって決まったそうです。
初代のロゴマークは、今よりももう少し複雑な形をしていましたが、VとWを上下に重ねた形は、今もその形を残しています。
その後、数回の変更を経て、1978年には今のロゴマークに近い、平面的な形のロゴマークが生まれます。
現在の立体デザインが採用されるようになったのは、1980年代以降。2012年にはさらに立体系が強調されたデザインに変更されています。

2.VOLKSWAGEN(フォルクスワーゲン)のロゴマークの価格は…

今では誰もが知っているフォルクスワーゲンのロゴマークですが、作成当時、フランツ・クサーヴァー・ライムシュピースに支払われたのは50マルクだったそうです。
当時のマルクの価値は今とは異なりますが、2015年3月の価値で、フォルクスワーゲンのロゴマークの価値を考えてみましょう。

現在マルクは廃止され、為替は1ユーロ1.955830で固定となっています(2015年3月時点)。さらに、2015年3月のユーロは1ユーロ128円から130円程度の間で動いています。この為替で考えると、フォルクスワーゲンのロゴマークの価値は、現在の価値だと約12,000円代後半程度だったといえます。
当時のマルクは世界的に見てもう少し価値があったため、実際はもっと高い価値があったと考えられますが、相場的に考えると、ロゴアレンジ・購入型や、コンペ型と同じか、少し安い程度の価格だったのかもしれません。
ちなみに、フォルクスワーゲンが最初に発売したタイプ1の価格は1,000マルクで低価格と呼ばれていました。

後世まで残る素晴らしいロゴマークとなったフォルクスワーゲン。今となって考えると、ドイツそしてフォルクスワーゲンは、とても安くて価値のある買い物をしたのかもしれません。

※参考サイト
ヨーロッパ各国のユーロへの固定為替レート一覧(海外投資データバンク)
外国為替(ロイター)

※参考書籍
ロゴライフ 有名ロゴ100の変遷(著:ロン・ファン・デル・フルーフト)

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